【アニメ感想】 フラクタル 花澤ボイスが堪能できる感動SFアニメ! 全11話 あらすじと感想
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ネッサが一番だけどエンリも可愛いです!
カテゴリ:SF
放送時期:2011年 – 1月
あらすじ
22世紀に確立された世界を管理する「フラクタルシステム」。それはネットワーク化された数兆の計算機の総体で、人体に「フラクタルターミナル」を埋め込みライフログを定期的に高々度浮遊サーバに送信することで全ての人が基礎所得を受け取ることができるシステムである。システムの恩恵が得られてから1000年が経過し、電波を中継する「バルーン」の殆どが故障し、システムは崩壊の危機にあった。だがもはやシステムを管理する「僧院」ですらシステムを修復する術を忘れてしまい、残された手段は再起動だけだった。この世界で珍しくドッペルを持たないクレイン。ある日システム再起動の鍵となる僧院の少女・フリュネと出会ったクレインは、フラクタルシステムを否定する「ロストミレニアム」の一派「グラニッツ一家」に追われていた彼女を保護する。しかし、翌日彼女はブローチを置いて消えてしまう。残されたブローチを解析すると、中からネッサと名乗る少女のドッペルが現る。
感想
アニメオリジナル作品。11話しかないにも関わらず感動作と言って良い綺麗な作りの作品でした。花澤さんの演じるネッサが激カワで、改めて花澤ボイスの虜になると思います!32世紀を舞台にした超未来のSF作品ですが、1000年前からフラクタルシステムに依存し始めたそうなので22世紀のそう遠くない未来にこのような世界に変貌した事になる。そう考えて見ると、ネットなどに依存した現代の行く末を映しているようにも思えました。
物語まるごと感動作
最終回の間近になって来るにつれて少し重い空気になります。ですが、ネッサがネッサである理由やフリュネがフリュネである理由、あの歌を好きだった話などが聞けてかなりグッと来ました。そして最後まで見てこの作品はネッサ!最初から最後までネッサでした!可愛く、少しかわいそうなネッサと最後に少し描かれているその後の姿がとても良い終わり方でした。
ストーリー以外も雰囲気が良い
オープニングテーマのハリネズミのMVはイラストタッチと曲の感じがフラクタルにとても合っていました。フラクタルの舞台が32世紀のアイルランドだそうなのでエンディングはアイルランド民謡だそう。でもやっぱり「昼の星にー願いをささぐなーらー」が印象に一番残りました。サビ以外の部分の歌詞も良いんです!原作の200年後の話がノベライズされているらしいので探して読んで見ようと思います!と思ったら、単行本になってなかったぁぁぁぁぁ。皆さんもアニメだけでも見てください!ストーリーもネッサもオススメです!
主題歌
主要キャラクター&キャスト
クレイン 声 – 小林ゆう |
ネッサ 声 – 花澤香菜 |
フリュネ 声 – 津田美波 |
エンリ 声 – 井口裕香 |
スンダ 声 – 浅沼晋太郎 |
ディアス 声 – 前野智昭 |