【アニメ感想】 ヘヴィーオブジェクト 全24話 あらすじと感想 →キャラデザが良いまぁまぁなSF作品
女の子たちが可愛いって事くらいかなぁ
カテゴリ:SF
放送時期:2015年 – 10月
あらすじ
21世紀前半に国際連合が崩壊した近未来。割れたステンドグラスのように疎らなった世界は四大勢力に別れ争っていた。既存の兵器では歯が立たない超大型兵器・オブジェクトの台頭により、戦死者を出さないクリーンな戦争が行われている中、手っ取り早く金儲けをするためにオブジェクトの設計士を目指す戦地留学生・クウェンサーと、貴族の嫡男でありとある目的を持つヘイヴィアはオブジェクトのパイロットとして生きる少女・ミリンダに出会う。そしてある作戦以降クウェンサーとヘイヴィアは各地を点々とし生身でオブジェクトと戦う羽目になる。
感想
とある魔術の禁書目録の人の原作で24話構成なのでボリュームは満足できます。前半は生身の二人がお姫様と3人で危機を乗り切る内容で、どうやってその危機を打破するのか3人が悩み解決していく様子が楽しいです。
アメリカの映画みたいにしたかったのかな
後半、話が進んでいくうちに危機に立ち向かうか、立ち向かわないかの主人公と相棒のコメディタッチなやりとりがマンネリ。毎回、同じようなやりとりが行われ無駄に長いのと、無理に上手い例えのセリフを与えられて喋っている感じがしてキャラクターのセリフ回しが気になってきちゃう。たまーにその会話が伏線になっている場合もありますが、全部見終わった後に「無駄を省けば18話くらいで済む」と思いました。
ご都合設定とマンネリなやりとり
戦争もので基本は戦地を舞台にしているのですが、特に階級も高くない2人が独断で行動したり、そこにたまたまその話のキーになる人物や物が現れたりと少し都合がよすぎる設定も気になりました。序盤で英雄的かつ邪魔者扱いが確定したので許されているのかも知れません。問題の解決方法も主人公の機転で状況を打破するのがパターン化。しかし、主人公は天才過ぎず、相棒は貴族でも偉すぎず、姫のオブジェクトも旧型で全員が頑張ってるのは伝わってきますが、もはやその環境自体がマンネリ化で変化がないので、話が進むに連れて少し変化をつけたら良かった。
全体的に評価できるのはお姫様が可愛いというだけで、主人公、相棒はうざめ。下ネタのコメディパートもありますがそれはいらないのでシリアス方向に傾けて話を構成したほうがもっと面白そうなのにと思いました。
主題歌
主要キャラクター&キャスト
クウェンサー 声 – 花江夏樹 |
ヘイヴィア 声 – 石川界人 |
ミリンダ 声 – 鈴木絵理 |
フローレイティア 声 – 伊藤静 |
シャルロット 声 – 大西沙織 |
レンディ 声 – 佐藤利奈 |
おほほ 声 – 金元寿子 |
ワイディーネ 声 – 新井里美 |