【アニメ感想】 寄宿学校のジュリエット:アニメとしては無難すぎて想定内の出来だったのが残念です。 あらすじと感想
放送時期:2018年 – 10月(全12話)
目次
「寄宿学校のジュリエット」のあらすじ
主人公・犬塚露壬雄はダリア学園という寄宿学校の生徒で黒犬の寮と呼ばれる学生寮の1年生リーダーを務めていた。黒犬の寮は東和国の生徒が寄宿する寮で、ウェスト公国の生徒が寄宿する白猫の寮とは敵対関係にあった。白猫の寮ではジュリエット・ペルシアという生徒が1年生リーダーを務めており、露壬雄とペルシアはライバル関係にあった。
そんな1学期のある夜、実はずっと好きだったペルシアに露壬雄は告白し、その告白に心を動かされたペルシアはこれを受諾する。こうして恋人同士となった2人だったが、敵対寮同士での交際であるため隠れて交際することを余儀なくされる。
「寄宿学校のジュリエット」の感想
原作コミックスのジュリエットも記事書いてますので、こちらはアニメ化されて良かった点とコミックスとの比較を書こうと思います。
違和感のないアニメ化!
キャラデザがほぼ原作と同じに仕上がっていたので見た目はほぼ違和感がありませんでした。内容も原作が別冊から週刊に変わった件を除けばほぼ原作そのままアニメ化した感じでした!
オープニングのfripsideは好きなのですがバトル系アニメのイメージが強くて、エンディングの飯田里穂さんは個人的にほぼ聞かないのでそのあたりは可もなく不可もなく。両曲ともロミオとジュリエットをイメージして作ってあるそうなので、アニメ化にあたって依頼があったのかも知れませんが、このキャストならキャラソンでも良かった気もします。
キャストも概ねイメージ通り!
ジュリエット役がかやのんなのは見る前から知っていて良いと思っていたのですが、イメージよりも少し大人っぽく感じでしまい違和感まではいかないにしろ好きな声優さんなのでまぁいっか程度。その他、蓮季役の佐倉さんとか胡蝶と手李亞が日高里菜さんと小倉唯さんの二大幼女声優さんだったりなど多分最高だと思います!
個人的には丸流君に杉田さん使っていたり、ソマリにキタエリさんなど全体的に豪華キャストでそのあたりの細かい所が嬉しかったです。今後コミックスを読むに当たって、このキャストで脳内変換しても何の問題もないキャスティングでした!
無難過ぎる気もする。
良い意味でコミックスをそのままアニメ化したって感じですが、悪く言えばアニメ化の良さがあまり感じられないとも言えます。週刊のジャンプやマガジンの作品は視聴者層を広くとろうとして無難になりがちで作品自体の個性がイマイチ感じられないのもあります。そのあたりも良く言えば王道で万人受けする良いとも言えます。
オープニングとエンディングにキャラソンやキャストの中の声優さんから選ぶのではなく、一般にもそこそこ有名なfripsideと飯田里穂さんを起用しているのも一般受けを狙っている気がしました。作品自体は面白いので好きなのですが、声が付いた以外にアニメとして評価できる点は見当たらなかったのでコミックスを読めば良いかなという感想です。
「寄宿学校のジュリエット」の主題歌
エンディングテーマ ↓試聴できます↓
主要キャラクター&キャスト
犬塚露壬雄 声 - 小野友樹 |
ジュリエット・ペルシア 声 - 茅野愛衣 |
狛井蓮季 声 - 佐倉綾音 |
シャルトリュー・ウェスティア 声 - 嶋村侑 |
胡蝶 声 - 日高里菜 |
手李亞 声 - 小倉唯 |
丸流千鶴 声 - 杉田智和 |
スコット・フォールド 声 - 神谷浩史 |